新西金沢駅

 
石川電気鉄道が当駅(当時の駅名は新野々市駅)と鶴来(つるぎ)駅の区間を開業したのが1915年(大正4年)。白山地域の木材やたばこなどを運ぶ貨物の需要を見込んでのことだった。当初は中古の蒸気機関車で客車と貨車を牽引していた。
1943年(昭和18年)には近隣の鉄道会社と合併し、現在の北陸鉄道の駅となる。
日祝日や平日の一部時間帯で無人となるが、平日の朝夕はかなりの利用者があり、有人となる。2019年度の1日平均乗降人員は1107人と結構多い。人の流れに緩急のある駅である。

 
 

基本情報

□路線  北陸鉄道 石川線
□開業  1915年(大正4年) 新野々市駅として
     1925年(大正14年) 新西金沢駅に改称
□所在地 石川県金沢市米泉町7丁目23番地

□マップ

□訪問年月 2022年7月

  

 

新西金沢駅。JR西日本の西金沢駅と隣接した場所にある

 

 

 

上の写真は鶴来駅に飾られていた昭和31年頃の新西金沢駅。同じ角度で現在の写真を並べてみると、当時のホーム屋根が同じものであることがわかる

 

 

駅舎内。早朝・夜間・日祝日などは駅員が不在の無人駅となる

 
 

昭和の時代からあるかもしれない木のベンチ。いたずら書きはやめましょう

 

 

 

構内踏切を渡り、階段を数段あがって駅ホームへ

 

 

 

ホームは1面2線。一部の柱は木造のままだ

 

 

 

 

駅名標は現代のもの。始発駅の野町から3番目の駅となる

 

   

 

ホームの屋根の側壁は独特の五角形をしている

 

 

鶴来行きの電車がやってきた。動画でどうぞご覧ください

すぐ西にあるJR西金沢駅(上の写真黒い壁が駅舎)も近代的な造りだが、無人駅である

 

 

 

  

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