釜谷駅

消えゆくダルマ駅:北海道

深い青色、対照的な白、そして駅名と足場にワンポイントの赤。道南いさりび鉄道の釜谷(かまや)駅に近づくと、この鮮やかな色合いが目に飛び込んでくる。

ホーム側も同じデザイン。こちらも庇(ひさし)の赤がワンポイントとして効いている

 

基本情報

□駅名  釜谷(かまや)
□路線  道南いさりび鉄道線
□所在地 北海道木古内町釜谷
□マップ

□撮影年月 2025年10月

 

このようなオリジナリティのある駅舎デザイン、という点では、函館本線の尾白内駅と似ている。

 

木古内方。ホームは相対式2面2線で、海峡線の開業にあわせて列車交換を可能にした。貨物列車が通ることを考慮したためか、複線区間が長い
室内には花かごが置かれていた。右奥にある傘は置き傘?それとも貸し出し用?
ストーブがある! 北海道のほかのダルマ駅では見かけなかった。奥に事務机があるのは、以前乗車券を委託販売していたときのものだろうか
珍しく車体に製造銘板が付けられたままだ

銘板は「日本車輌 輸送機工業 昭和44年」と読める。Wikipediaによると、航空機部品メーカーの輸送機工業は、一時期日本車輌製造と同じグループになり、貨車を製造していたことがあるという。貨車としては約17年働いたのだが、ダルマ駅になってその2倍以上、40年近く働いているのだ。

 

※「ダルマ駅」とは、使わなくなった貨車(有蓋車、冷蔵車、車掌車など)を改造した駅舎の呼び名の一つ。車輪や連結器などを取り外し車体だけになった様子が、手足のない置物のだるまに似ていることが由来。

 

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