JR東日本の津軽線（青森～三厩）の終点であり、津軽半島最北端の駅。いつか必ず行こうと思っていたが、2022年夏の豪雨災害で、現在は蟹田から三厩までが不通となり運休している。このまま不通区間廃線案も見え隠れする中、車で三厩駅を訪問した。
基本情報
□路線 JR東日本 津軽線
□開業 1958年（昭和33年）三厩（みうまや）駅として開業
1991年（平成3年）読みを「みんまや」に改称
2022年8月（令和4年）蟹田-三厩間 長期運休のため営業休止
□所在地 青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩東町299
□マップ
□訪問年月 2023年6月
駅舎は開業当初のもの。Wikipediaに改修前の駅舎（2010年撮影）が掲載されているが、それと比べても外観上は大きな変更はないようにみえる
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右手のスライドドアが駅舎入口。外側にある木造の壁との間に、風除室のような空間がある
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2002年に東北の駅百選に選定されている。2019年6月1日に無人化
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運行本数は1日5本。ホームに出る側の扉奥にも、風除室がある。椅子の座布団がいい感じ
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風除室奥にトイレがある。貼り紙を見て、マムシがでるんだとちょっと驚く。調べたら生息地は日本全国だった
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もともと1面2線だったが、現在は1番線（左側の線路）は使われておらず柵がたてられている
こちらの「ステーションワールド」さんのサイトで、1線2面だったころの懐かしい写真を見ることができる
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駅名標には、龍飛崎にたつ龍飛埼灯台が描かれている。きれいではあるが、やっぱり駅名標は木造だと味がある。こちらの「なつかしの駅名標」サイトさんに、木造ではないが40年前の古い駅名標が掲載されている
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ホームの端から蟹田方面を撮影。運休から約1年経ち、左側の使われていなかった線路と同じように、右側の線路もすっかり錆びてしまった
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駅舎の方向に振り返る。三厩は終点なので、なんとなく正面方向に龍飛崎がありそうな気がするが、龍飛崎は正面から3時の方向。蟹田から今別まで北上した津軽線は、今別から西に進路をとり、三厩の直前で南西方向に曲がっているためだ
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駅舎寄りのホームの端。白い柵に隠れて見えにくいが、駅舎へは構内踏切を渡る。正面には2本のレールが藪の中に消えているが、本来なら正面に車庫があった。現在は撤去されている
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上の写真と類似の角度で2010年8月に撮影されたもの。ここには、気動車を格納するための車庫が写っている
Rsa, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons
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車庫があったであろう近くまで進んでみる
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バラストや枕木の間から、雑草が伸びていた
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ホーム側から、駅舎を見る。こちら側の駅名が書かれた看板は、なかなか味がある
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駅舎横にある、三厩乗務員休憩室
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龍飛崎までは、町内バスが出ている
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訪問時は6月の終わり。外ヶ浜町はあじさいが満開だった。正面の道は龍飛崎に続くあじさいロード
