東八森駅

 
43駅あるJR五能線の中でも、東八森は大正15年に開業した古くからある駅(開業当時は能代線)。開業時の駅名は八森(はちもり)だったが、その後、当時の八森町役場が椿駅(現在の八森駅)近くに移転したことを機に、東八森に名前を変えている。
駅舎は一見すると有蓋貨車を改造したようにも見えるが、改造貨車ではなくシンプルな箱型のデザインである。

 
 

基本情報

□路線  JR東日本 五能線
□開業  1926年(大正15年)八森駅として開業
     1959年(昭和34年)東八森駅に改称
□所在地 秋田県山本郡八峰町八森字上家後142
□マップ

□訪問年月 2020年9月

  

 

2両編成の列車が東八森駅に到着。快速のリゾートしらかみはとまらない


旧国鉄カラーともいわれる朱色の車両。夕日をあびていっそう鮮やかに

 

東八森駅は1面1線構造。以前は列車交換可能だったようだが、1986年(昭和61年)主要駅以外の列車交換設備は廃止・撤去となった。駅の直前で線路が少し曲がっていることが、かつて2線構造の名残を残している ☆クリックで拡大

  
 

窓の四隅が丸く、屋上への梯子など、近未来ステーションのようなデザインの駅舎




近未来風の駅舎と対比して無舗装のホームが際立つ。味があっていいと思うが、なぜ無舗装なのか気になったので、東能代駅で乗務員さんに質問したが特に理由はないらしい。五能線ではよく見かけるが、ホームに沿って続く木の柵がすごくいい

 
 

待合室からホームを眺める。窓の四隅が丸いだけなのに、ちょっとおもしろい眺めになる

 
 

待合室の壁に貼られた時刻表。昔、祖父母の田舎の家には、こういうのが壁に貼ってあったなぁとなんだか懐かしい

 
 
 

普通列車のみ停車なので、この本数。それでもまあ多いほうじゃないかなと思うのは、ちょっと感覚がマヒしてきているのかもしれない

 

駅の外に出て駅舎をみる

 

ちゃんとトイレもあるので有難い

 

東八森の宿に1泊し、翌朝再び駅へ。朝日をあびる通称ヨンマル(キハ40形)。7:54発の弘前行きの下り列車は、3両編成

 

東能代行きの上り列車を待つ。どこまでも空は青く、そよ吹く風がここちよい

 
 

 
 

 

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