親不知駅

 
 
新潟県糸魚川(いといがわ)市の青海(おうみ)から市振(いちぶり)までの海岸線は、「親不知(おやしらず)」と呼ばれる地区で断崖絶壁が15kmにわたり続く交通の難所として有名な場所だ。北アルプスの急峻な山並みが日本海に押し寄せるように迫り、ごくわずかな平地に「歌」と「外波(となみ)」、2つの集落があるのみだ。この地区に当時の北陸本線が延伸し親不知駅が開業した1912年(大正元年)に、旧親不知トンネルを含め4基のトンネルが竣工している。
親不知駅のホームでは、地形の特殊性を象徴する海沿いギリギリを通る国道や北陸自動車道が眼前を横切り、その向こうに日本海が垣間見える。

 
 

基本情報

□路線  えちごトキめき鉄道(ETR)日本海ひすいライン
□開業  1912年(大正元年)開業
□所在地 新潟県糸魚川市大字歌字平18
□マップ

□訪問年月 2020年9月

  

 

駅舎の北側からホーム方向を臨む。出札口を通して駅の外から海が見えるのは珍しい(と思う)

駅舎は2階建てになっているが、使われていない様子が外観からでもわかる。左手にある別棟はトイレ

 

市振駅と同様に、駅舎の屋根には雪下ろしの際に命綱を結ぶ金具が見える

 

 

駅舎の北側を通る県道525号線(親不知外波線)から駅舎を臨む

 
 

糸魚川市にある24のジオサイトの1つ、親不知ジオサイトの看板

「地球の恵みをまわるみち」は、自然豊かな散歩道と思われるが、健脚向きかな

 
 

 
 

日本海が穏やかな日は、消波ブロック近くの波打ち際も美しい翡翠(ひすい)色をしている

 
 

待合室を囲むように駅舎内に回廊がある。このあたりは市振駅と同じ作り

 
 

使い込まれた木のベンチ。少なくとも昭和の時代から使っているものではないか

  
 

以前は使われていたであろう窓口はふさがれ、展示物が掲示されている

  
 

待合室を出る。回廊を横切って構内踏切を渡ればホーム。柱やひさしを支える木材に年輪を感じる ☆クリックで拡大

 
 

閉鎖されている駅務室。駅看板の書体がおもしろい。青い海に立つ白波のイメージだろうか

 

構内踏切を渡り、駅舎方向を振り返る

  
 

海側から駅舎全体を臨む。昔の校舎のような懐かしい趣がある

 
 

ホームの西端から富山方向を臨む。現在は1両編成で運行されることが多く、長いホームの端には柵が設置されている

 
 

直江津(なおえつ)行きの列車が近づいてくる。親不知駅は1面2線の島式ホームとなっている

コンクリートの割れ目から雑草が伸びるホームを通り過ぎ、列車はホームの東寄りに停車する

 
 

親不知駅のホーム全景。ホームのすぐ南(写真では左)にあるのが国道8号の高架橋で、さらに海寄りを通るのが北陸自動車道だ

 
 

親不知駅の眼前で北陸自動車道の一部が円弧を描いて海の上を通る。晴れた日は海と空の青が一体化し太い楕円形の橋梁も青く染まる

 
 


 

こちらは親不知海岸の険しさがよくわかる1分40秒ほどの動画

 
 

 
 

 
 

 
 

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