北陸本線の一部区間が複線化されたときに作られた頸城(くびき)トンネルは、JRグループ以外の鉄道路線では日本で最長のトンネルだ。筒石駅はこの頸城トンネルの中にある駅だ。地下にあるホームと地上にある駅舎とは40mの高低差がある。地上との行き来は、頸城トンネルを作るときに出来た筒石斜坑を通路として活用し、300段近くの階段を上り下りする。
トンネル内のホームは、列車が通過すると強い風が吹き抜ける。このため、通過列車があるとき、乗客はホームとは扉を隔てた待合室に退避する必要がある。
基本情報
□路線 えちごトキめき鉄道(ETR)日本海ひすいライン
□開業 1912年(大正元年)開業
1966年(昭和41年)現在地に移転
□所在地 新潟県糸魚川市大字仙納字大谷928
□マップ
□訪問年月 2020年9月
筒石駅のもう少し詳しいレポートは、姉妹サイトの下記の記事で紹介しています。
列車を降りたらトンネルの中 幻想的なミスト漂う地下駅を行く