川に霧が立ち込める幻想的な雰囲気が人気の霧幻峡（むげんきょう）。長年途絶えていた霧幻峡渡し船の船着き場近くに早戸駅はある。周囲に民家が少ない秘境駅でありながら、デザイナーズ物件のようなコンクリート打ちっぱなしの駅舎が目を引く。
かつては近隣の硫黄鉱山から鉱石を積んだ貨物車用のホームがあったが、現在その痕跡を見ることはできない。
基本情報
□路線 JR東日本 只見線
□開業 1956年（昭和31年） 開業
□所在地 福島県大沼郡三島町大字早戸字小沢巻
□マップ
□訪問年月 2022年6月
2007年（平成19年）に建て直された駅舎。駅名看板が以前はアクリル板のような透明な板だったが、現在は木製になっている。
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小さな駅舎の内部。列車の本数は上下線とも1日6本だ
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超広角で撮影。入口と只見川のある方向は壁一面、FIX窓（はめ殺し窓）になっていてる
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この地に似つかわしくないデザインの駅舎と最初は思ったが、この光景を駅舎内のベンチから眺められるようにするための大きな窓であり、コンクリート造りの駅舎であったのかもしれない
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会津川口方（小出方）を撮影。中央に見える高架橋は国道252号
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ホームから会津川口方を拡大すると、船着き場がのようなものが見える。ここが霧幻峡の渡し船の発着場だろうか
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隣の会津水沼も、なかなかの秘境駅だ
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対岸には、すでに廃村になった三更（みふけ）集落跡や、玉造硫黄鉱山の産業遺構がある
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会津若松方を撮影。ホームは1面1線。1日の平均乗車人員は5人（2004年度）
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以前はもっと速い流れだったというが、流域に多くのダムができてからは平常時の流れはおだやかだ
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会津若松方のホームの先はすぐトンネルになっている
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再び、会津川口方を撮影。駅舎の右側に少し開けた場所があるが、このあたりに貨物ホームがあったようだ
