平原駅

 
平原駅は信号所から昇格した駅だ。国有鉄道信越本線の所属だったが、1997年(平成9年)北陸新幹線の開業に伴い、しなの鉄道に移管された。
平原駅の現在の駅舎は、両側にデッキのある車掌車(ヨ5000形)を改造したものだ。貨車を改造して駅舎にしたものは北海道に多いが、本州においては数少ない設置駅の一つである。

 
 

基本情報

□路線  しなの鉄道 しなの鉄道線
□開業  1921年(大正10年)国有鉄道信越本線の平原信号所を設置
     1952年(昭和27年)駅に昇格。平原駅となる
□所在地 長野県小諸市大字平原603


□マップ

□訪問年月 2022年9月

  

 

上りホームから軽井沢方面を撮影

   

 

平原は、小諸(こもろ)と御代田(みよた)2つの賑やかな駅にはさまれた静かな駅だ

 

  

軽井沢方面を撮影。ホームは片面式の2面2線

 

 

下り列車が小諸方面へ向けて動き出す

 
  

平原の駅舎を南側から撮影

  
 

平原駅舎は両側にデッキのある車掌車がベースだが、西側のデッキからのみ中に入ることができる

 
  

西側のデッキ出入口から内部を撮影。天井の木組みのカーブが、有蓋貨物車の特徴でもある

   

 

運行本数は1時間に1~2本。ローカル線としてはまずまずの本数がある

  

 

出入口方向を撮影

 
  

駅舎の東側から撮影。かつてライトが埋め込まれていた部分は丸く穴が開いている

 

  

駅舎の北側から撮影

 

 

屋根付きで設置されている駅名看板は、旧駅舎で使われていたものだ

 
 
 

下りホームへ行くには、ホームの小諸側の端まで行き、構内踏切を渡る。赤い線のように進むと、駅の向こう側にでられる

 
  

上り線を渡る構内踏切

  

 

小諸寄りの構内踏切を渡り、軽井沢方面を撮影。鉄柵の細い道をまっすぐいけば下りホーム。赤矢印の場所にある構内踏切を渡れば駅の南側に出る

 
  

鉄柵の道をしばらく歩き振り返る。けっこうな距離がある

  

 

下り線が通る構内踏切を渡り、振り返ると正面に駅舎がみえる

 
  

下り線路と農道の間には用水路が流れている

  

 

用水路に架かる白い手すりの橋を渡り、再び駅舎方向に振り返って撮影。線路の向こう側にでるのはけっこう手間がかかるが、周辺に踏切がないので通り抜けできるのはありがたいのだろう

 

  

駅の北側は駐車場になっていて、民家らしき建物が1軒あるのみ

 
  

ホームから見える民家。パズルのように積まれた薪が見事だ

 
  

軽井沢行きの上り列車が到着

 

 
 

おすすめの記事