津軽半島の中央部を縦貫する津軽鉄道。毘沙門(びしゃもん)駅は、起点の津軽五所川原から4つ目の駅だ。鉄道林に囲まれた秘境感漂う駅だが、隣には高齢者施設があり、駅の南側を通る道は意外に行き交う車もそこそこある。
毘沙門という地名が駅名の由来と思われるが、なぜこの名前がついているのか確固たるいわれはわからない。戦国時代の武将「津軽為信」が、北の方角を守るといわれる毘沙門天を、この地に祀ったからという説もある。
基本情報
□路線 津軽鉄道
□開業 1931年(昭和6年)開業
1941年(昭和16年)休業
1955年(昭和30年)営業再開
□所在地 青森県五所川原市大字毘沙門字上熊石113-2
□マップ
□訪問年月 2023年6月
駅名標。「毘沙門」には、楷書体の書体がよく似合う