作並駅

 
仙台と山形をつなぐ路線の実現のため、宮城県側から延伸していったのが仙山東線だった。1929年(昭和4年)に仙台と愛子(あやし)が開通し、その2年後に作並(さくなみ)まで延伸した。同区間は非電化で、走行する蒸気機関車の転車台が設置された。
1937年(昭和12年)には作並から山寺までの区間が直流電化で開通。山形側から山寺まで路線を伸ばしていた仙山西線とつながり、現在の仙山線が全線開通となった。
その後、日本初の交流電化の試験線となり、交流電化発祥の地と呼ばれている。

 
 

基本情報

□路線  JR東日本 仙山線
□開業  1931年(昭和6年)開業
□所在地 宮城県仙台市青葉区作並字相ノ沢27-2


□マップ

□訪問年月 2020年11月

  

 

ホームは2面3線。3番線ホームに列車が停まっている

 
 

 

2、3番線ホームより、山寺方向を撮影

 
 

 

改札のある1番線ホームへは、仙台寄りの構内踏切を渡る

  
 
 

1番線ホームにある改札入口。駅舎はメンテナンス中だった(2020年11月)

 
 
 

仙台行きの列車が出発

  
 

 

正面右手奥に見えるのは標高520mの鎌倉山。角度によりゴリラの横顔に見えることからゴリラ山と呼ばれている

 
 
 

中央の背の高い枯れた植物が生い茂っているあたりに、転車台があった

 
 
 

構内踏切を渡り1番線ホームに。山寺方向を撮影

 
 

 

木目が美しい作並の駅舎

 
 

 

ホームには交流電化発祥の石碑が建てられていた

 
 

 

雰囲気を統一するためか、柱も木造の板で覆われている

 

 

 

作並花子が迎えてくれる改札入口。作並こけしは伝統産業だ

 
 
 

作並駅の改札通路

 
 

 

平均して1時間に1本の運行がある。ただし快速は停車しない駅があるので注意が必要

 

 

 

訪問時は営業していたが、2023年3月23日、作並・定義地区観光案内所の再編により駅内の業務を終了。終日無人駅となった

 
 

 

ホーム方向を撮影

 
 

 

駅前のバス停留所。ただしすでにバスのりばが移動していたので、注意が必要だ

 

 
 

バスのりば移動の案内が掲示されていた

  

 

 

近隣にはニッカウヰスキーの工場があり、観光客が立ち入れる宮城峡蒸溜所ビジターセンターがある(営業状況など要確認)

 

 

 

美しい景観をみせる広瀬川


 

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