根府川駅が開業した当初は、国府津(こうづ)から熱海までの熱海線に所属する駅だった。開業の翌年1923年(大正12年)に起こった関東大震災により土石流が発生。根府川駅はちょうど進入してきた下り列車とともに、海に流されてしまう。
駅は翌年に再建されたが、当時のホームの残骸などは今も海中に眠っている。
1934年(昭和9年)に沼津に通じる丹那(たんな)トンネルが開通し、国府津から沼津までの現在のルートが完成したことで、根府川も東海道本線の駅に変更となった。
基本情報
□路線 JR東日本 東海道本線
□開業 1922年(大正11年)
□所在地 神奈川県小田原市根府川109
□マップ
□訪問年月 2021年12月