JR八高線 埼玉県 用土駅 2021年6月7日 2021年6月9日 八高線はその名の通り、八王子を起点として高崎まで、東京・埼玉を南北に結ぶ約92kmの路線である。八高線としての終点は高崎の一つ手前の倉賀野だが、すべての列車は高崎まで運行する。用土は八高北線が児玉から寄居に延伸した際に開業し、1934年(昭和9年)、この路線が全通した後に八高線の駅となった。高麗川(こまがわ)より北は非電化の区間で、用土駅も非電化単線である。 基本情報 □路線 JR東日本 八高線□開業 1933年(昭和8年) 2012年(平成24年)新駅舎竣工□所在地 埼玉県大里郡寄居町大字用土1724 □マップ □訪問年月 2021年5月 キハ110系の車内。朝の5時台なので、ゴルフやサイクリング目的の乗客がいるのみ 予想を大きく外れる用土の駅舎。よくみかけるシンプルなデザインではなく、なんだか未来的だ。ホームからの出口右手に簡易Suica改札機がある 簡易駅舎の外側は曲線だが内側は八面体(2つの入出口を入れて)になっている。あ、「八」高線だから? 笑 西側から駅舎を臨む。左手にあるのは寄居町の「用土コミュニケーションステーション」。外側の腰高壁には桜模様がデザインされている 用土駅を上空から。葉っぱ2枚を重ねたようなデザイン 2010年に解体された用土駅の駅舎。八高線の駅の中でも昭和初期の様子をとどめており、黒字に白抜きの「用土駅」の看板が味わい深い。解体時には駅舎としてではなく内部が改装され地元の寄り合い所のようになっていた。右側にある水色の建物が簡易駅舎。新駅舎ができるまではこの簡易駅舎のみで運用されていたと思われるFiller, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons 用土駅からは、埼玉県では数少ない用土円筒分水(かんがい用の水を公平に分ける設備)へ徒歩で行ける ☆クリックで拡大