蓮駅

 
千曲川に沿うように線路が続く飯山線。蓮(はちす)駅は、飯山線の前身でもある飯山鉄道が最初に開業した区間の駅(当時は停留所)だ。
日本有数の豪雪地帯で山間部を多く通る路線は、積雪や土砂災害などに悩まされることが多い。一方、のどかな風景が、郷愁をさそう味わいもある。


 

基本情報

□路線  JR東日本 飯山線
□開業  1921年(大正10年)飯山鉄道の停留所として開業
     1944年(昭和19年)飯山線所属の駅に昇格
□所在地 長野県飯山市大字蓮
□マップ

□訪問年月 2022年10月

  

 

長野方面に向かう上り列車が出発する

   

 

標高389.1mある正面の小丘陵には、戦国時代に蓮城が築城されていた

 

 

駅は段丘の端にあり、駅のすぐ東側にある国道292号とは標高差が10m以上ある

  
 

東側から駅ホームを撮影

 
  

駅の北側には階段でアプローチできる。南寄りにはスロープでホームにいける出入口がある

  

 

ホームからみたスロープの出入口

 
  

ホームは1面1線。駅の西側には永國寺(ようこくじ)というお寺がある。お寺に向かう参道と踏切が合体している

 

 

飯山線の前身である飯山鉄道の歴史が、飯山駅構内のパネルに展示されていた。こちらは撮影年は不明だが昔の蓮駅の写真。すぐ上の写真と同じ構図で永國寺も写っている

 

 

 

 

2014年(平成26年)にリニューアルされた待合室

 

 

待合室内部

 

 

木のベンチがいい感じ

 

 

待合室を後方から撮影。窓を覆う雪囲いが、雪深い地域であることを示している

 

 

ホームの北端にある踏切

 

 

踏切から正門へ

 

 

駅の北側には階段がある

 

 

かなりの旧階段。段丘の上に駅があるのが実感できる

 

  

階段横にあるお地蔵様

 

 

初夏に咲く蓮の花を見逃してしまったが、彼岸花が咲いていた。蓮駅には彼岸花もよく似合う

 

 

下り列車が入線。秋の始まりを告げる蓮駅だった

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