種差海岸駅

 
 
司馬遼太郎氏の「街道をゆく3 陸奥(むつ)のみち」に、「どこかの天体から人がきて地球の美しさを教えてやらねばならないはめになったとき、一番にこの種差(たねさし)海岸に案内してやろうとおもったりした。」とある。
それほどに美しい種差海岸は、東北の自然を感じながら歩く「みちのく潮風トレイル」のモデルコースにも組み込まれている。歩き疲れたら、種差海岸からすぐの当駅から列車に乗るのもいい。

 
 

基本情報

□路線  JR東日本 八戸線
□開業  1924年(大正13年)種差駅として開業
     2002年(平成2年)種差海岸駅に改称 
□所在地 青森県八戸市大字鮫町字棚久保
□マップ

□訪問年月 2019年5月

 

 

八戸線を走るキハE130系500番台の車内(2017年に登場)

新幹線が八戸まで延伸したタイミングで、駅名も種差から種差海岸に改称した

 

通常は無人駅であるが、訪問した日はGW中だったからか女性の駅員さんが切符の確認をしていた

 

現在は1面1線であったが、以前は2面3線だったホーム。かつては列車交換も可能だったが1982年(昭和57年)に設備が撤去された

もう1つのホームは残されたまま、自然に還っていく

驚くことに天然芝生が海のすぐそばまで。海岸段丘に広がる芝生が美しい

駅近くにある波光食堂の磯ラーメン。どこまでも透明なスープに食べるのを忘れて魅入ってしまう

おすすめの記事