堂平駅(廃駅)

 
 
中部電力の専用線として、大井川ダムから堂平(どうだいら)までが開業。大井川鉄道に引き継がれた後も貨物駅として使用された。
1971年に同区間は休止となり、堂平は事実上の廃駅となった。
大半の線路は撤去されずに今も残っており、2013年(平成25年)「廃線小路」として井川湖畔散歩道が整備された。
 
 

 

基本情報

□路線  大井川鐡道 井川線
□開業  1954年(昭和29年) 
     1971年(昭和46年)廃駅(正式には休止)
□所在地 静岡県静岡市葵区
□マップ

□訪問年月 2019年11月

  

 

大井川鉄道井川線の終点「井川駅」から堂平駅跡までは、徒歩で50分前後。自然豊かな景観を楽しめる散歩道だ 国土地理院地図より

 
  

井川ダムの渡船場を出航し、井川集落の本村に向かう遊覧船。航跡が井川湖に静かに広がっていく

 
  

廃線小路(井川湖散歩道)の入口。木々に隠れて見えないが、右手に井川湖がある

  
 

廃線小路を歩くとすぐに撤去されていない線路が出現。枕木などもあり、貨物列車が走行していた当時のままの線路が敷かれている

 

  

短い隧道(トンネル)もある

 

  

列車が通らなくなって久しい線路の上に、落ち葉が積もる

 
 

堂平駅跡に到着。左手に駅のホームがあった


  

画質が悪いが、かつての堂平駅。1つ上の写真と同じ角度のものと思われる。見比べると、現在残っている線路の左隣にもう1本線路があったようだ (奥平駅に掲示されていた写真より 撮影:高橋一嘉氏)

 

 

井川方向を撮影したもの (奥平駅に掲示されていた写真より 撮影:高橋一嘉氏)

 

 

井川地区の中心となる集落はまだ先にあり、堂平から先の延伸計画もあったが実現しないまま井川~堂平区間は廃線となった

 

 

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廃線小路についてより詳しい記事が、姉妹サイト「探検ウォーク」に掲載されています。

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